アディダス(adidas)「タグの年代の違い」を徹底解説!

アディダスは、スポーツウェアからストリートファッションまで、幅広い層から人気を獲得しているブランドです。

古着としても人気が高く、ヴィンテージものは近年価格が大きく高騰しています。

アディダスの年代については、タグで簡単に確認できるので、本記事でサクッとチェックしておきましょう。

書いた人

アディダスオタク。アディダスだけで30枚以上所持。

目次

【アディダス(adidas)】年代別のタグの違い

1960年代〜現行タグまで、それぞれの違いと見分け方についてまとめました。

「注意ポイント」も記載しているので、見ていきましょう。

1960年代~71年

アディダス(adidas)の1960年代〜71年のタグは下記です。

アディダス(adidas)の1960年代〜71年のタグ
1960年代~71年
  • レジスターマーク(R)は無し
  • トレフォイルマーク(adidasの三つ葉ロゴ)は無し
  • 生産国は「WEST-GERMANY」「FRANCE」が多い

画像以外に似たようなタグが複数存在しますが、上記が特徴になります。

ワールドマーク(1960年代後期)

アディダス(adidas)のワールドマーク

タグではなく、胸などに上記の「ワールドマーク」の刺繍があるものは1960年代後期のものです。生産期間が短いため、古着業界では、価格が高騰しているアイテムの1つです。

ワールドマークのアディダスを見る

1972年〜80年代

1972年〜80年代には、多くのタグが登場してくるので、1枚ずつ解説します。

同年代に複数のタグが存在するので、少しややこしいですが、見ていきましょう。

1970年代初期

アディダス(adidas)の1970年代初期のタグ
1970年代初期

レジスターマーク(R)がついており、テキストロゴのみのため、1970年代初期のものとなります。
1970年代初期のアディダスを見る

1972年〜1980年

アディダス(adidas)の1972年〜1980年のタグ
1972年〜1980年

トレフォイルマーク(三つ葉マーク)が3つに分かれているタイプは、1972年〜1980年のものです。葉の1枚1枚が離れているのがポイントです。
1972~1980年のアディダスを見る

1970年代中期〜1980年代「ATPタグ」

アディダス(adidas)のATPタグ
1970年中期〜1980年代

タグの中に「ATP」と記載されているタイプは、1970年代中期〜1980年代のものです。

「ATP」は、男子プロテニス協会(Association of Tennis Professionals)のことで、同時期に公式サプライヤーとなっていました。
ATPタグのアディダスを見る

1980年代

1980年代は、トレフォイルロゴの形状で見分けていくことができます。

1980年代

アディダス(adidas)の1980年代のタグ
1980年代
アディダス(adidas)の1980年代のタグ
1980年代

上記の2種のように、トレフォイルロゴの葉が、1列だけ繋がっているタイプは、1980年代のものです。

また、1979年以降、”MADE IN USA”が増加していきます。

1980年代後期〜1990年「万国旗タグ

アディダス(adidas)の1980年代後期〜1990年のラグ
1980年代後期〜1990年

万国旗タグでは、各国のサイズが記載されます。
万国旗タグのアディダスを見る

1980年代後期〜1995年

アディダス(adidas)の1980年代後期〜1995年のタグ
1980年後期〜1995年

トレフォイルロゴが2列繋がっているタイプは、1980年代後半〜1995年までのものです。

トレフォイルロゴまとめ

葉が3つに分かれている:1972~1980年

葉の1列が繋がっている:1980〜1980年代中期

葉が2列繋がっている:1980年代後期〜

葉が全て繋がっている:1980年代後期〜90年

1980年代「CLUB adidas」

アディダス(adidas)の1980年代のタグ
1980年代

「CLUB adidas」と記載されているモデルは1980年代のものです。

CLUB adidasとは、当時のスポーツウェア以外のモデルに付けられていました。
CLUB adidasを見る

1990年代

1990年代からは「パフォーマンスロゴ」が登場します。

1991年以降

アディダス(adidas)の1991年以降のタグ
1991年以降

3本ラインで三角形の「パフォーマンスロゴ」は、1991年から登場します。

90年代から、生産国が中国などのアジアに以降します。
1990年代のアディダスを見る

デサントタグ(1970~1998年)

アディダス(adidas)のデサントタグ
1970年~1998年

デサントは、adidasの日本での代理店を行っていたため、1970〜1998年では、「製造元 株式会社 デサント」と記載されているものもあります。
デサントタグのアディダスを見る

現行タグ

下記のタグは現行で存在しているモデルになります。

フリマアプリなどで、80sや90sと記載されている場合は注意しましょう。

アディダス(adidas)の現行のタグ
アディダス(adidas)の現行のタグ
アディダス(adidas)の現行のタグ
アディダス(adidas)の現行のタグ

以上、アディダスのタグの年代の見分け方についてでした。古着購入の際の参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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