古着トップスの中でも絶大な人気を誇る、チャンピオンのリバースウィーブ。
ヴィンテージものは、年々価格が高騰しているアイテムでもあります。
本記事では、「リバースウィーブの価格の高騰の理由」や「相場の推移」についてまとめました。
リバースウィーブの魅力も伝わるはずなので、これから購入を検討している方は、ぜひ参考にどうぞ。
リバースウィーブの高騰の理由を解説!
「なんでスウェットがこんなに高いんだ…」と思えるほど高騰しているリバースウィーブ。
人気がゆえに、価格が上がっていることもありますが、ほかにも様々な理由があるので解説していきます。
リバースウィーブ相場推移
相場推移がわかりやすいよう、リバースウィーブの相場をグラフ化してみました。
年代によって、ヴィンテージの定義やそもそもの通貨価値も変わるので単位は無いです。
あくまで参考まで。
1990年代
90年代に日本では古着ブームが始まり、50年代のアイテムの人気が高まるにつれて、当時の形として状態が良く残っているスウェットのリバースウィーブも人気が出始めました。
この頃のリバースウィーブウィーブは、アメリカではただの大学の体操着のようなイメージで、格安で仕入れることができていました。
2000年代
2000年代にはリバースウィーブの相場は、やや落ち着きました。
理由は、レギュラーフィットのアイテムの流行です。
リバースウィーブは、2000年代のレギュラーフィットのブームにつれて人気は低迷していきました。
アメリカでは、この時期に、多くのリバースウィーブがリサイクル、リメイク用に解体されたと言われています。
2010年代
2010年以降には、古着ブームの再流行、ビッグシルエットの流行もあり、リバースウィーブの人気がさらに高まりました。
日本での人気から、アメリカでも多くのリバースウィーブが掘り出され日本に輸出された時期でもあります。
2020年以降
日本では、空前の古着ブームが到来し、ヴィンテージのリバースウィーブは仕入れが難しくなり、価格がかなり高騰してきました。
2022年以降は、大きな「円安」の影響で、仕入れ価格が上がり、現在、リバースウィーブの価格は過去最高に高騰しています。
また、もともと、「リバースウィーブ=アメリカの学校のジャージ」ということもあり、アメリカではファッションとしては取り入れられていなかったリバースウィーブですが、近年ではジャスティンビーバーが着用したりと、需要が高まってきています。
今後は、需要が上がり、ものが減っていくので、一層の価格高騰が予想されます…。
ボロの相場も高騰中
ボロとは、ダメージの大きい古着で、破れや裂けがあるボロボロの状態のことです。
日本では、まだそこまで人気では無い「ボロ」のリバースウィーブですが、アメリカでは人気が高まっています。
リバースウィーブは、ヘビーオンスで丈夫なことから、ボロやリメイクしても長く着ることができることなどが理由です。
国内でも、King Gnuの常田大希さんがボロスウェットを多く着用すること等から、少しずつブームも起きてきています。
以上、リバースウィーブが現在高騰している理由についてでした。
リバースウィーブは、「今買うのが一番安い古着の1つ」です。ぜひ、良いのがあればゲットしておくのがおすすめです。
コメント